PHPとは、高速で簡単な言語です。参考書も、Perlに負けないくらいたくさん販売されています。何よりも、サーバーへの負荷の低さが特徴ですね。しかし、バージョンによって動作が違うため、これは動くけどあれは動かない、みたいな事になって、ちょっとややこしいです。
http://www.php.net/downloads.phpから、PHPをダウンロードします。installerをダウンロードして下さい。ここでは、現時点の最新版である(2004年07月30日現在)5.0.0をダウンロードします。ダウンロードする時にどこからダウンロードするかを聞かれますが、どこでも構いません。ただ、自分の住んでいる国からダウンロードすると、早く出来るでしょう。
ダウンロードすると、このようなファイルが作成されるはずですので、これをダブルクリックします。
すると、このようなインストーラーが起動します。「Next」をクリックして下さい。
内容を良く読み、「I Agree」をクリックします。
「Standard」を選択し、「Next」をクリックします。
インストール先を指定します。デフォルトで問題ありませんが、変更したい場合は変更して下さい。
そして、「Next」をクリックして下さい。
SMTPサーバーのアドレスと自分のメールアドレスを記入します。用意出来ていない場合は、デフォルトで問題ありません。
「Apache」を選択し、「Next」をクリックします。
「Next」をクリックするとインストールが開始されます。
インストール中です。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。これでインストールは完了です。
このままでは、PHPはただのテキストファイルとして扱われてしまいますので、Apacheの設定が必要です。
httpd.confをテキストエディタで開いて下さい。
521行目付近を編集します。
ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Program Files/Apache Group/Apache2/cgi-bin/"
↓
ScriptAlias /cgi-bin/ "C:/Program Files/Apache Group/Apache2/cgi-bin/"
ScriptAlias /php/ "C:/PHP/" ←これを追加する
次に、773行目付近を編集します。
AddType application/x-compress .Z
AddType application/x-gzip .gz .tgz
↓
AddType application/x-compress .Z
AddType application/x-gzip .gz .tgz
AddType application/x-httpd-php .php ←これを追加する
AddType application/x-httpd-php-source .phps ←これを追加する
次、815行目を編集します。
# Action lets you define media types that will execute a script whenever
# a matching file is called. This eliminates the need for repeated URL
# pathnames for oft-used CGI file processors.
# Format: Action media/type /cgi-script/location
# Format: Action handler-name /cgi-script/location
#
Action applications/x-httpd-php /php/php.exe ←これを追加する
設定は、これだけです。
では、コンピューターを再起動させて下さい。
Apacheの再起動のみでは、PHPが動作しません。
それでは、PHP動作確認用に簡単なPHPを設置してみましょう。
まず、C:\HomePageにphpinfo.txtというテキストファイルを作成して下さい。
メモ帳などで開き、
<?php phpinfo(); ?>
と記述して下さい。そして保存して下さい。
phpinfo.txtというファイルを、phpinfo.phpというファイル名へ変更します。
このような警告が表示された場合は、「はい」をクリックして下さい。
しかし、phpinfo.txtなどの拡張子(.txtの部分)が表示されていない方もいらっしゃると思います。
そのような方は、下記の設定をして下さい。
適当なフォルダを開き、「ツール」→「フォルダ オプション」をクリックします。
このような画面が表示されますので、「表示」をクリックします。
詳細設定の下の方にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外します。
そして、「OK」をクリックします。これで、表示されるようになったはずです。
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